新年あけましておめでとうございます。
地域の皆さまには、健やかな新春をお迎えのことと心よりお喜び申しあげます。また、当商工会事業に際しましては日頃より格別のご理解、ご協力、ご鞭撻を賜り厚く御礼申しあげます。
令和7年に際しましては、「変革と挑戦の年であった」と考えます。
戦後80年、昭和で申しますと100年という近代日本の礎を築いてきた節目の年でもあり、過去を振り返りながら未来を見据える、そのような特別な1年であったかと思われます。
我が国の商工業者を取り巻く環境は、ポストコロナ期に突入後経済活動も幾分回復の兆しが見え景気は緩やかに回復基調を維持しているものの、人口減少や少子高齢化、人手不足、事業承継、流通・産業構造(2024年問題含む)の変化や国際競争などを要因として依然厳しい状況にあります。
世界では米国の関税措置や地政学的な問題に一喜一憂し、国内では大阪・関西万博の開催。女性が参政権を得てから史上初の女性内閣総理大臣誕生。年はじめからの記録的大雪・各地域における大雨被害ならびに大きな山林火災。本県に於いては年の瀬を迎えてからの過去最大級の地震発生等自然災害の勃発。社会問題にまでなった物価高騰と熊被害等わたしたちの暮らしを襲った2つの脅威。時に不安と戸惑いをもたらしましたが、同時に新しい可能性も示してくれるとともに、向き合ってきた年であったと考えます。
迎えた今年は「午年」ということで、速さ・情熱・自由を象徴し、エネルギッシュで前向きな行動が成功を呼ぶとされ、行動力が成功の鍵となる年とされています。積極的な挑戦や冒険が成長をもたらし、スピーディーな決断が成功を引き寄せるとされており、そのような観点から新しいことに挑戦するには適した年であるとも言われています。
これからも変化の波は止まることはないものと予想されます。
当地域に於いては、人流の増加によるサービス業などの業況改善、地域基幹産業であるりんご販売価格高値推移など経済回復に向けた明るい動きがみられる一方で、高齢化による労働力不足や事業承継問題、エネルギーや原材料価格高騰など物価上昇による企業収益の悪化、家計の節約志向の強まり、記録的大雪・猛暑等による農水産物の被害などが企業の経営を圧迫しており、地域を取り巻く環境は複雑化し、国内外の経済情勢や気候変動等による自然災害など様々な環境が変化していることを含め今後も動向を注視していく必要があります。
このようななか、商工会として経営発達支援事業(伴走型支援)に力を注ぎ、より質の高い支援の提供を行うことを目的に、各支援策の活用促進ならびに各関連機関や専門家等との連携を強化継続してまいりました。
地域のことを誰よりも知っているのが商工会であると自負しており、そして、商工会だからこそできることがあると信じております。それは「会員(地域)」と同じ目線に立ったキメ細やかな支援にあり、常に必要とされる地域の情報発信基地でありたいと考えております。今後についても、地域に根ざした総合経済団体として果たすべき普遍的な役割を認識し、活力ある仕事づくりに寄与することを目的に、地域活性化と併せ、起業・創業、事業承継による中小企業・小規模事業者の振興への取り組みを更に推し進め、事業者の経営基盤の確立を後押しすることで、「持続可能なビジネスモデルの構築」と「地域産業すなわち地域文化」の伝承と発展のため、「商工会は行きます、聞きます、提案します」のスローガンのもと、能動的かつ積極的支援の強化継続に取組んでまいります。
今後とも、地域商工業の発展・振興に向けて尽力してまいりますので倍旧のご協力をお願い申しあげます。
最後となりますが、地域の皆さまの更なるご健勝と発展、ご家族の繁栄をご祈念申しあげまして、新年の挨拶とさせていただきます。 |